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Mehndi TARAは、2014年に東京を離れ、現在は関西地方で活動しています。


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~濃く染める・長持ちさせる方法~描く前と描いた後のケア

※2015.6.29.改定

どんなに質のいいヘナパウダーを使っても、特に寒い季節は、染まり具合が夏とは全く違ってきます。
化学染料を含んだものは濃く染まりますが、安全上おすすめできません。

濃く染まるかどうかは他にも様々な条件によって左右されます。

描く体の部位(こちらを参照してください)や、肌の状態、体調、環境、気温、アフターケア等・・・

同じ人に同じような条件下で描いても、必ずしも毎回、同じ結果が得られるわけではないです。

中には、元々染まりにくい体質の方もいらっしゃいます。
(冷え性とか、肌の質、皮膚の厚さ、生活習慣、飲んでいる薬などが関係している説あり)

そこで、メヘンディをより濃く染めて長持ちできるようになるための方法をホームページに簡潔にまとめました。
>>ペイント前後のケア

描く前と描いた後にする対策なので、ぜひ試してみてくださいね。


ここに書いてあるのは、日本や海外のサイトから得た情報を元に自分で試した結果だったり、他のアーティストさんやお客さんから見聞きして実感したことばかりです。

より多くの方に、コツや注意点をもっと知っていただけたらと思います。

以下は、2011年11月18日に書いた部分です。
ホームページより少し詳しく書いてあるので、よかったらどうぞ。

-----------------------------------------------------------------------


まず、私が一番効果的だと思うことは、この3点です。


①できるだけ長い間、ペーストを肌に乗せたままにする
(最低3時間~長くて8時間くらい)

<理由>
色素となる成分を肌にできるだけ多く浸透させるためです。

ペーストを肌に密着させるために、インドの伝統ではレモン汁に砂糖を混ぜたものを塗布します。
最近では「ヴィックス(スースーするアレ)」を塗ることもあるそうです!(知り合いのアーティストの方談)

レモン汁はやってみたことがあるのですが、かなりべたついて不快なのと、私のように敏感肌の方は刺激を感じることもありますので、やらないほうが無難です。




②その間、描いた部分やからだ全体を暖める&適度な湿気が必要(重要!)

<理由>
ヘナの染色成分は、温度が高いほどよく作用します。
また、体を温めることで皮膚の細胞が開き、染色成分が肌の角質層のより深くへと浸透します。
また、ペーストが完全に乾いてしまうと、染色成分の肌への浸透が止まってしまうので、できるだけ長い時間、湿り気を保つのも効果的です。

暖め効果や保湿は、フェイスパックやヘアトリートメントでもそうですよね。

こうして、何層もの角質層を染めることで、結果、濃く見えるというわけです。


夏なら特に何もしなくても濃く染まるのですが、秋~冬は何もしないとがくんと染まりが薄くなります。
そもそも、ヘナは体を冷やす作用がとても強いので、冬は温まらずにはいられないかもしれません。

冬なら暖かいものを飲んだり、ストーブやヒーター、鍋の湯気にあてたりしてみてください。
カイロでもいいですが、低温やけどにはくれぐれも注意を!

ストーブ等を使う場合、ペーストが早く乾燥してしまいます。乾燥させすぎると、染色成分の肌への浸透が止まってしまうので、霧吹きなどで潤いを与えると良いですよ(垂れない程度に)。

あと、お酒は体を温めますが、飲んだら描いた部分が痒くなってかぶれた・・・という方がよくいらっしゃいます。理由はわからないんですが・・・お酒はほどほどにしておくのがいいかもしれません。





②ペーストを剥がしてすぐは、水に濡らさない(重要!)

<理由>
剥がした直後は、絵柄は薄いオレンジ色です。
これはまだ色素が定着していない証拠!水で濡らすと色素が流れ出てしまいます。

時間が経つと、空気に触れることによって酸化が進み、色が茶色く、濃く変化します。
これが肌にシッカリ色素が定着した状態!
肌細胞と色素が強く結合している証拠です。

できれば、茶色くなるまで水に濡らさないのがベストなのですが・・・
それには24時間~48時間もかかるんですよね・・・・・・

まだ色が薄いうちに湯船に浸かってしまうと、かなーーり色が流れ出てしまいます・・・(ガッカリ経験済み)。
なので、湯船から外に出せる所に描いた時は、そこだけ出して入浴しています。
もしくは、絵柄の部分に水をはじくオイル(サラダ油でOK。ワセリンが一番お勧め!)などを塗って保護し、シャワー程度にとどめるようにしています。(それでも全く水に濡らさないよりは、薄くなります)


-----------------------------------------------------------



この他にも、やってみると少しですが効果が上がるコトは、以下の5点。

忙しい日常そこまで気を遣っていられない!
というのは単に私が面倒くさがりのせいかもしれません(^^;)実際、やれるときしかやっていません・・・
なので、できたらでいいので、ヘナタトゥーとの出会いの前日に「楽しむ気持ちで」やってみてもいいかと。




☆~描く前日に~☆


①無駄毛を剃っておく(産毛程度なら問題なし)

<理由>
毛がヘナの成分を吸ってしまうのでないほうがいいです。
あと、毛がないほうが断然、私が描きやすいです!
乾き始めたペーストが、毛の弾力で「ピョン」と浮き上がってしまうこともよくあります。
とはいえ、体毛の濃い男性にお描きしたことは何度もありますし、ちゃんと染まってましたので、できたらで。



②入浴時などに、描く部分を意識的にタオルなどでこする

<理由>
ヘナタトゥーは皮膚の角質層を染めることで絵柄ができあがります。
古い角質層はすぐに剥がれてしまうので、一番新しい角質層を表面に出しておくことで、若干、ヘナタトゥーを長持ちさせることができます。


↑ この二点は、当日にやってしまうと肌が敏感になっている可能性があるので前日にしてください。
また、かみそり負けやこすりすぎは肌を痛めてしまうので、ほどほどにしてくださいね。

※かかとは体の中で一番角質層の厚い部分なので、軽石やヘチマでこすってもOK。



③そのあと、肌に何もつけない

<理由>
特にべとつきのあるオイルや乳液は、ヘナの成分が肌に浸透するのを妨げてしまうので、
何もつけないほうがいいです。
どうしても乾燥してしまったりする場合は、サラっとしたオイルや化粧水で。



☆~描く直前と描いた後~☆


①描く前に---描く部分を洗う・キレイにする

<理由>
肌に余分な皮脂や成分が乗っていると、染色成分が浸透するのを妨げてしまいます。
特に、べたつきのあるオイルなどがついていると、ヘナを弾いてしまいます。

※しっとり汗をかいているだけなら、むしろそのままでOK!汗が媒介剤になって肌に成分を届けてくれます。


②描いた後---色素が定着した後も、なるべく水に濡らさない&こすらないことで長持ちします。

<理由>
ヘナタトゥーは皮膚の角質層を染めることで出来ているので、
この角質を落とさないようにするのがポイントです。

入浴毎に、水をはじくオイルを塗って保護する&こすらないでいると長持ちしますよ。
逆に早く落としたい場合は、角質を剥がすように意識してこすれば、消えるのが早くなります。

あるアーティストの方から聞いたのですが、化粧品売り場の「酵素入り洗顔料」を使うと、
若干、早く消せるそうです。




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以上が、今私がお伝えできる、「メヘンディを濃く染める・長持ちさせる」ポイントです。
いつか必ず消えるものですが、せっかくやったのなら長く楽しみたいですよね☆



------でも中には、こう仰ったお客さんもいらっしゃいました。

「特に絵柄を保護したりせず、消えゆくままに、自然に任せる」

それも素敵な発想だなあと思いました。
ヘナを体に施すことで、自分の体のサイクルが見えるわけです。
実は私も、気分次第ですが、
長持ちさせることより、自然に任せ特に何もケアしない、ということも多いですね~

ヘナと体の関係を観察してみたり、季節を感じてみたり。
そういった楽しみ方もいいなあ~と思います。

北アフリカの伝統では、女性の月のサイクルに合わせてヘナを施していた習慣があったようですし、
そういった、ヘナと体の神秘を感じることを楽しむのも、一つだと思います。
by henna-art-tara | 2011-11-18 22:11 | メヘンディをより楽しむために